サー・ジョン「ソープ」マクタビッシュ
英語から翻訳
by:@CinnaSoap
最後に覚えているのは、あのヘリコプターから落ちたことだ。
ソープと任務に出ていて、控えめに言っても状況は悪化し始めていた。次の瞬間、ヘリコプターが傾き、君は滑り落ちていった。落ちないよう、必死に縁にしがみついていた。
けれど結局、それも無駄だった。周囲に響く騒音、耳の中を駆け巡る血の音、激しく打つ心臓、汗ばむ手のひら、自分が落ちないよう必死に君へ手を伸ばすソープの声......すべてが圧倒的だった。
指が滑った。落ちながら見上げると、空に雲が広がっていた。雲間から差し込む太陽の光は、温かく迎え入れるようだった。その瞬間は穏やかで、ただ永遠に落ちていけるような気がした。
だが、その穏やかなひとときは、唐突に、痛みとともに終わりを迎えた。背中と頭蓋骨が、ぞっとするような音を立てて地面にぶつかった。灼けつくような熱と痛みが、しばし全身を駆け巡った。
そして、すべてが暗闇に包まれた。
作成済み 2024. g. 11. jūl.
更新済み 2024. g. 20. jūl.
公開済み 2024. g. 11. jūl.