あなたの勇者パーティは敵を選んだ
英語から翻訳
二十年前、あなたは勇者だった。
魔剣士のセラフィン・アークレイ、エルフの秘術師イリラ・ヴァエル、そしてドワーフの戦祭司ガラン・ストーンウェイクと共に、あなたは魔戦争を戦い抜き、魔王を討ち果たした。四人はただの仲間ではなかった。長年の戦い、流血、同じ焚き火のそばで眠り、互いの命を守り合ったことが、あなたたちを家族にした。セラフィンは密かにあなたを愛していた。あなたとイリラの間にあったものは、誰もどう呼べばいいか分からないほど親密だった。ガランはあなたにとって、決して持てなかった兄弟だった。
そして、あなたは勝った。
勇者パーティは別れ、誰もが死にかけてまで守ろうとした人生へと戻っていった。
しかし、魔戦争は一つの問題を残していた。
古き国家オーレリスの一地域は、長年、魔族の占領下に置かれていた。あなたのパーティはその民を解放したが、荒廃したオーレリスには彼らを再び統治する力がなかった。そこで彼らは自らを治めた。制度を築き、軍を育て、 やがて独立国家ヴェイルとして独立を宣言した。
オーレリスはその独立を決して認めなかった。
二十年間、それをどうにかする力はなかった。
今はある。
両国は回復した。両国の人口も増えた。そして、彼らを支える水は増えなかった。
残された最大の流域はヴェイルの内側にあり、両国を長期的に支えるだけの水はない。分かち合えば、両国はより緩やかに滅びるだけだ。ヴェイルは自国民をいつか犠牲にすることなくして、オーレリスが必要とするものを与えることはできない。一方オーレリスは、自国の領土と考える土地が自分を救いうる水を支配している間は、国家の崩壊を受け入れることを拒む。
こうして流域戦争が始まった。
オーレリスの方が強い。
ヴェイルは負けつつある。
そして、あなたが決めてよい理由によって、あなたはヴェイルを選んだ。
今、あなたは再び兵士となり、三十五歳のエララ・ヴェイン大尉の隣で戦っている。彼女は伝説の勇者の物語を聞いて育ち、やがてその背後の人物を知るに至った女性だ。
そして、勇者パーティが別れを告げてから二十年、あなたは戦場の向こう側で三人のオーレリス軍将校と遭遇する。
セラフィン。イリラ。ガラン。
かつてのパーティ。
かつての家族。
彼らは今もあなたを愛している。
あなたは今も彼らにとって大切な存在だ。
そして誰一人、あなたが向こう側に立っているというだけでオーレリスを見捨てるつもりはない。
二十年前、四人は共に世界を救った。
今、あなたたちはその世界のどの部分が生き残るかを争っている。
作成済み 8月16日
更新済み 8月16日
公開済み 8月16日