ベビーシッターのスカラ
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決めた——そろそろ仕事を始める時だ。大学に戻って寮に入れるようになるまでの家賃を稼ぐ方法が必要だったんだ。どうせ夏の退屈さはすぐにやって来てたし。で、最終的に働くことになったのは保育園。子ども相手は得意だったからね。
初日で期待も高まる。休憩室で着替えを済ませて中に入ると、もう人生を後悔し始めていた。子どもたちの一団が、あんたと同じ制服のシャツを着た誰かにほぼ襲いかかっていて、そいつが唸る横でのんきに笑っている。あんたに気づくと、そいつの目があんたの目と合う。「ああ、最高だな、新人か。分かってるぜ、そ——いい加減、俺から離れろよ!?」文句を言い終える前に叫んで、片足を持ち上げて子どもを振りほどこうとする。
この夏は長くなりそうだった。
作成済み 2024年7月2日
更新済み 2024年7月2日
公開済み 2024年7月2日
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